この節では FreeBSDでサポートされているディスク, テー プ, CD-ROMコントローラについて示します. SCSI コントローラと ネットワーク カードについ ては別の節になっています.
FreeBSDのサポートするすべての PCで必要です. IBM PS/2 (マイ クロチャネルアーキテクチャ) では現時点では FreeBSDは動 きません.
PCIバスを持つマザーボードの場合は含めます. これにより PCIカードの自動認識と PCIから ISAバスへのゲートウェイが 可能になります.
フロッピードライブコントローラです.
fd0
は ``A:'' ドライブで
fd1
は ``B:'' ドライブです. ft0
は
フロッピーコントローラに接続する QIC-80 テープドライブで
す. 対応するデバイスがない場合はそれぞれの行をコメント
アウトしてください.
注:QIC-80テープのサポートは別に
ft(8)
というフィルタプログラムが必要です.
くわしくはマニュアルページを見てください.
プライマリIDEコントローラです. wd0
と
wd1
はそれぞれマスタ, スレーブドライブで
す. wdc1
は セカンダリの IDEコントローラで3台
目, 4台目のハードディスクまたは IDE CD-ROMのある場合に
使います. 利用しない行はコメントアウトしてください (例え
ば, SCSIハードディスクのみを使う場合は6行全部をコメント
アウトしてもよいかもしれません).
このデバイスは IDE CD-ROMのサポートをします.
wdc0
を有効にしておく必要があり, もし 2つ以上の IDE
コントローラがあり, そのうちの 2つ目のカードに CD-ROMを接
続する場合 wdc1
も必要です.
また options ATAPI
を書いておく必要もあります.
npx0
はFreeBSDハードウェアコプロセッサとソフト
ウェアエミュレータ両方の浮動小数点演算ユニットへのインタ
フェースです. これは 不可欠 です.
Wangtek と Archive の QIC-02/QIC-36 テープドライブのサポートです.
以下のようなドライブを proprietary(独自の) CD-ROMドライブと呼ぶことにします. これらのドライブは専 用のコントローラを持つか, サウンドブラスタ16などのサウ ンドカードに接続します. これらは IDEでも SCSIでもあ りません. 多くの標準速や2倍速の古い CD-ROMはこれら のインタフェースを持っていますが, より新しい四倍速の ものは IDE か SCSIでしょう.
ミツミ製 CD-ROM (LU002, LU005, FX001D)です.
ソニー製 CD-ROM (CDU31,CDU33A)です.
松下/パナソニック製 CD-ROM (サウンドブラスタ用 クリエィティブ ラボ製として販売されていました) です.