この節では FreeBSDのサポートするいろいろな SCSIコント ローラとデバイスのサポートについて書きます.
以下の十数行は異る種類の SCSIコントローラのサポートです. 使用しているもの以外の部分はコメントアウトしてください.
ほとんどの Buslogic社のコントローラです.
UltraStor 14F と 34F です.
Adaptec 274x/284x/294x です.
Adaptec 174x です.
Adaptec 154x です.
Adaptec 152x や サウンドカードなどに使われている Adaptec AIC-6360 チップです. (slow!)
NCR 5380を使っている ProAudioSpectrum や Trantor T130 で す.
Seagate ST01/02 8 ビットコントローラです. (slow!)
Western Digital WD7000コントローラです.
NCR 53C810, 53C815, 53C825, 53C860, 53C875 チップを使った PCI SCSI コントローラです.
このオプションによりカーネルはそれぞれの SCSIデバイスを プローブする前に 15秒間待ちます. IDEドライブのみを使用 している場合は無視して構いません. ブートを速くするため にこの数値を 5秒ぐらいまで小さくしたいでしょう. そうし た場合, FreeBSDが SCSIデバイスを認識しにくくなるかもし れません. その時は、もちろんこのオプションの値は元に戻 さないといけません.
SCSIコントローラがある場合, この行で SCSI全般のサポー トを与えます. SCSIのない場合, この行と以下の3つの行をコメ ントにすることができます.
SCSIハードディスクのサポートです.
SCSIテープドライブのサポートです.
SCSI CD-ROM のサポートです.
上のエントリについている 0はいくらか誤解を招き やすいかもしれません. これらのデバイスはすべてカーネルが 見つけた時に割り当てがおこなわれ, SCSIバスに何台つながってい るか, ターゲット IDが何番であるかはここの記述とは関係あ りません.
明示的に「固定的な」ターゲット IDの特定のデバイスへの 割り当てをおこないたい場合は LINT カーネルコンフィグレーションファイルの 該当する部分の説明を参照してください.