2つのタイプのコンソールからどちらか1つを選ぶ必要があります. 標準ではない方の vt220 コンソールを選んだ場合, X Window System を利用するには XSERVER オプションを有効にする必要があります (訳注: sc0 には XSERVER オプション相当の機能が始めから入っています). またバスマウスとPS/2マウスのオプションもあります.
sc0
はデフォルトのコンソールドライバで SCOコン
ソールに似ています. このデバイス, あるいは VT220コンパ
チブルドライバの vt0
いずれを使う場合もほとんど
のフルスクリーンプログラムは termcapなどのターミ
ナルデータベースライブラリを通してアクセスしますので,
あまり違いはないでしょう.
このコンソールを使う場合でフルスクリーンプログラムでト
ラブルが起きる場合にはログインした時に TERM変数の値を
``scoansi''にしてください.
これはVT-220コンパチブルコンソールドライバで VT100/102の
上位互換です. これは sc0
の使えない種類のラッ
プトップ機でもうまく動きます. ログイン時に TERM変数の値
を``vt100'' か ``vt220''にしてください. また, このドラ
イバはネットワークを介して多くの異るマシンから接続する
場合も便利です. sc0
デバイスのための
termcapや terminfoエントリは必ずしも
利用できるわけではありませんが -- ``vt100''はいずれの
プラットフォームでも利用可能でしょう.
vt0
コンソールドライバを使う場合に必要で
す.
vt0
コンソールドライバを使う時のみ有効です.
これは vt0
コンソールドライバのもとで
XFree86
X サーバを動かすのに必要なコードを含めます.
Logitech や ATIのバスマウス入力カードを利用する場合のデ バイスです.
注: シリアルマウスを使う場合にはこれら2つ の行(バスマウスとPS/2マウスに関する行) は無視して, 代わりに シリアル ポート(おそらくはCOM1)を有効にしてくだ さい.
このデバイスは PS/2マウスポートにマウスを接続する場合に 使います.