ほとんどすべてのシステムにこれらはあります. プリンタを接続す る場合は プリンタの利用の章が非常 に役に立つでしょう. モデムを使う場合は ダイヤルアップ アクセス に非常に詳しいシリアルポートの設定とデ バイスの使い方があります.
sio0
からsio3
は MS-DOSにおける COM1から
COM4に相当する4本のシリアルポートです.
COM4に内蔵モデムがあり COM2を使う場合, FreeBSDからアク
セスするためにはモデムのIRQを2へ変更する必要があるとい
うことを注意しておきます (技術的な理由より IRQ 2 = IRQ
9となります).
マルチポートシリアルカードを使う場合にマニュアルページ
のsio(4)
にはこのオプションで使う値などのよ
り多くの情報があります. ビデオカードの中には (特に S3
チップベースのものには) IOアドレスの 0x*2e8
から
を利用するものがあり, また多くの安価なシリアルカードは
IOアドレス空間を16-bitフルデコードしていませんので, こ
れらのカードは衝突します. この場合 COM4ポートは実質上
利用できません.
それぞれのシリアルポートは (割込みの共有をサポートした マルチポートカードを利用していないのであれば) 別々の IRQ を割り当てる必要がありますので COM3と COM4のデフォルトの IRQは利用できません.
lpt0
から lpt2
は利用可能な3本のプリン
タポートです. 多くの場合は1本のみですので他の2本はない
のであればコメントアウトして構いません.