もしデフォルトのコンソールドライバである syscons を使っているので あれば, テキストコンソール上でマウスを使ってテキストのカットアンド ペーストができます. マウスデーモンである moused を起動し, 仮想コンソール でマウスポインタを有効にして下さい.
moused -p /dev/xxxx -t yyyy
vidcontrol -m on
ここで xxxx はマウスのデバイス名, yyyy はマウスの
プロトコルタイプです. サポートされているプロトコルタイプについては
moused
オンラインマニュアルを参照してください.
システムを起動する時に自動的に moused を起動したい場合には, FreeBSD
2.2.1 では以下の変数を /etc/sysconfig で設定して下さい.
mousedtype="yyyy"
mousedport="xxxx"
mousedflags=""
FreeBSD 2.2.2 以降のバージョンでは /etc/rc.conf で以下のように
設定して下さい.
moused_type="yyyy"
moused_port="xxxx"
moused_flags=""
FreeBSD 2.2.6 以降では, マウスデーモンは比較的古いシリアルマウス
でない限りマウスのプロトコルタイプを自動判別できます. プロトコルタイプ
として ``auto'' を指定すると自動判別を行なおうとします.
マウスデーモンを実行中は, マウスデーモンと他のプログラム, 例えば X Window System, の間でマウスへのアクセスを調整しなければなりません. この問題に ついては こちら を御覧下さい.