FreeBSD 2.X についての FAQ (よくある質問とその答え) : X Window System と仮想コンソール : 私のマウスはなぜ X で動かないのでしょうか?
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9.2. 私のマウスはなぜ X で動かないのでしょうか?

syscons (デフォルトのコンソールドライバ) を使っているのであれば, それぞれの仮想スクリーンでマウスポインターをサポートするように FreeBSD を設定できます. X でのマウスの衝突を避けるために, syscons は ``/dev/sysmouse'' という仮想デバイスをサポートしています. 本物のマウスデバイスから入力された全てのマウスのイベントは sysmouse デバイスへ MouseSystems プロトコルで出力されます. 一つ以上の仮想コンソールと X の 両方で マウスを使いたい場合, 以下のように設定することをお勧めします:

        /etc/rc.conf:
          moused_type=ps/2            # 実際のマウスのタイプ
          moused_port=/dev/psm0       # 実際のマウスポート
          moused_flags=

        /etc/XF86Config
          Section Pointer
              Protocol "MouseSystems"
              Device   "/dev/sysmouse"
              .....
      

X で ``/dev/mouse'' を使うのを好む人もいます. この場合は, ``/dev/mouse'' を /dev/sysmouse にリンクしてください:

        # cd /dev
        # rm -f mouse
        # ln -s sysmouse mouse
      


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