FreeBSD-current は オペレーティングシステムのの開発バージョンで, やがて 3.0-RELEASE となります. よってこれは, そこに携わっている開発者や, どんな障害をも乗り越えていけるタフな愛好家たちにとってのみ 興味深いものです. -current の使用に際しての詳細は ハンドブック の 関連するセクション を参照してください.
オペレーティングシステムに馴染みがない場合や一時的な問題か 本物の問題かを見極める能力がない場合は, FreeBSD-current を 使うべきではありません. このブランチは時々急激に拡張されたり, ビルドできない状態になることもちょっちゅうあります. FreeBSD-current を使う人は, 問題を分析して「小さな欠陥」では なく間違いであると思われるものだけを報告できるものと想定され ています. 「make world したら group 関係でエラーがでました」 のような質問は -current メーリングリストでは軽蔑の眼差しで あしらわれることもあります.
時たま, -current の開発コードから snapshot が作成され, snapshot の中からは 配布 CD-ROM が作成されることもあります. それぞれの snapshot には以下のような目的があります:
どんな目的であれ, snapshot が「製品レベルの品質」であるとの考えに 基づく要求は行わないでください. 安定性やテスト十分性にこだわる人は 完全なリリースから離れてはいけません.
3.0-current および 2.2-stable ブランチ両方の snapshot は, 平均的に一日に一度生成されており, ftp://current.freebsd.org/pub/FreeBSD/ から直接入手することが できます.