tty0X
が見つからなくなってしまったのですが3番目のポート sio2 (DOS では, COM3 と呼ばれます.) には,
ダイヤルアウトデバイスとしては /dev/cuaa2
,
ダイヤルインデバイスとして /dev/ttyd2
があります.
それではこの両者にはどのような違いがあるのでしょうか?
まず, ダイヤルインの時には ttydX
を使います.
/dev/ttydX
をブロッキングモードでオープンすると,
プロセスは対応する cuaaX
デバイスがインアクティブになるのを待ちます.
次に CD ラインがアクティブになるのを待ちます. cuaaX
デバイスをオープンすると,
シリアルポートがttydX
デバイスによってすでに使われていないかどうかを確認します.
もしこのポートが使用可能であれば, ポートの使用権を ttydX
から ``奪い取る'' のです.
また, cuaXX
デバイスは CD ラインを監視しません. この仕組みと自動応答モデムによって,
リモートユーザーをログインさせたり, 同じモデムでダイヤルアウトしたりすることができ,
システムのあらゆるトラブルの面倒を見ることができるでしょう.
tty0X
が見つからなくなってしまったのですが