FreeBSD と Linux が同じディスクにインストールされている場合, 単に Linux 以外の OS をブートするための LILO のインストール手順に 従えばいいだけです. 非常に簡単にではありますが, 記してみましょう:
Linux をブートし, /etc/lilo.conf に以下の行を加えて
ください:
      other=/dev/hda2
             table=/dev/hda
             label=FreeBSD
      
(上記の手順は FreeBSD のスライスが Linux から /dev/hda2
という名前で見えていると仮定しています; あなたの設定にあわせて
ください) その後, lilo を root で実行すれば完了です.
FreeBSD が別のディスクにインストールされているのなら, LILO の
エントリに ``loader=/boot/chain.b'' を追加してください.
例えば, このようになります:
      other=/dev/sdb4
             table=/dev/sdb
             loader=/boot/chain.b
             label=FreeBSD
      
場合によっては, 二つ目のディスクを正しく起動するために FreeBSD ブートローダに BIOS ドライブ番号を指定する必要があるかもしれません. 例えば, FreeBSD SCSI ディスクが BIOS によって BIOS ディスク 1 と して認識されるのなら, FreeBSD のブートローダのプロンプトで, 次の ように指定する必要があります:
      Boot: 1:sd(0,a)/kernel
      
FreeBSD 2.2.5 やそれ以降の版では, ブート時に上記のことを行なう だけで自動的に boot(8) が設定されます.
Linux+FreeBSD mini-HOWTO が FreeBSD と Linux とを相互に 使えるようにするためのよい参考資料になるでしょう.