FreeBSD のネイティブルートパーティションの最初のセクタを
ファイルにして DOS/NT パーティション上に置くという画期的な
アイディアがあります. 
ファイル名を c:\bootsect.bsd 
(c:\bootsect.dos からの発想です) 
としたとします. c:\boot.ini 
ファイルを次のように編集します:
        [boot loader]
        timeout=30
        default=multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS
        [operating systems]
        multi(0)disk(0)rdisk(0)partition(1)\WINDOWS="Windows NT"
        C:\BOOTSECT.BSD="FreeBSD"
        C:\="DOS"
      
この手順では DOS, NT, FreeBSD その他が同じディスクのそれぞれの fdisk パーティションにインストールされているとしています. 私の場合は, DOS と NT は最初のパーティション, FreeBSDは 2番目にあります. また, FreeBSD は MBR を使わずに, ネイティブパーティションから ブートするようにインストールしてあります. (訳注: FreeBSD のインストールではブートマネジャを使わずに標準 MBR を使う場合に相当します)
(もし NTFS に変換してしまっているなら) DOS フォーマットの
フロッピーディスクか FAT パーティションを /mnt に DOS 
マウントします. 
        dd if=/dev/rsd0a of=/mnt/bootsect.bsd bs=512 count=1
      
リブートして DOS か NT に切替えます. NTFS ユーザは 
bootsect.bsd や bootsect.lnx をフロッピーディスクから
C:\ へコピーします. boot.ini のファイル属性 
(パーミッション) の変更を以下のようにおこないます:
        attrib -s -r c:\boot.ini
      
上の例の boot.ini で示したような正しいエントリを加え, 
ファイル属性を元に戻します. 
        attrib -r -s c:\boot.ini
      
FreeBSD が MBR からブートするようになっている場合, 
それぞれのネイティブパーティションからブートするように設定した後で, 
DOS から ``fdisk'' コマンドを実行して元に戻してください.