FreeBSD 2.X についての FAQ (よくある質問とその答え) : ユーザアプリケーション : SCO/iBCS2 のアプリケーションを実行すると, socksys で落ちてしまいます.
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6.4. SCO/iBCS2 のアプリケーションを実行すると, socksys で落ちてしまいます.

まず最初に /etc/sysconfig (または /etc/rc.conf) の中の 最後のセクションを編集し, 以下の変数をYESに直します.

        # Set to YES if you want ibcs2 (SCO) emulation loaded at startup
        ibcs2=NO
      

これでシステムの起動時に ibcs2 カーネルモジュールが読み込まるようになります.

次に /compat/ibcs2/dev/ を以下のように編集します:

lrwxr-xr-x  1 root  wheel         9 Oct 15 22:20 X0R@ -> /dev/null
lrwxr-xr-x  1 root  wheel         7 Oct 15 22:20 nfsd@ -> socksys
-rw-rw-r--  1 root  wheel         0 Oct 28 12:02 null
lrwxr-xr-x  1 root  wheel         9 Oct 15 22:20 socksys@ -> /dev/null
crw-rw-rw-  1 root  wheel   41,   1 Oct 15 22:14 spx
      

open や close の処理は, socksysから /dev/null へ シンボリックリンクを張ることで代用します. 残りの処理は, -current に入っているコードが担当しています. これは以前のものより ずっとスッキリした方法です.

ローカルでの X のソケット接続に spx ドライバを使いたい のであれば, システムをコンパイルする際にSPX_HACK を定義してください.


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