この節では, FreeBSD で設定したプリンタを使う方法について説明 します. ここでは, ユーザレベルでのコマンドを概説します.
印字をおこないます.
プリンタキューを調べます.
プリンタキューにあるジョブを削除します.
管理者用コマンド lpc もありますが, これは 「 プリンタを管理する」に記 します. このコマンドは, プリンタやそのキューの制御のために用い られます.
lpr, 
lprm, そして
lpq の3コマンドは, 「-P
printer-name」オプションをとり, これによって, 
/etc/printcap のように操作の対象となるプリンタやキュー
を指定します. これによって, 様々なプリンタに対してジョブを送る, 
取り消す, 調査することができます. -P が使われなかった場
合は, これらのコマンドは PRINTER 環境変数で指定されたプリンタ
を使用します. そして, PRINTER 環境変数がなかった場合は, これ
らのコマンドはデフォルトのプリンタ lp を使います. 
以下では, デフォルトプリンタという用語が意味するプリンタ
は, PRINTER 環境変数で指定されたプリンタ, もしくは, PRINTER 
環境変数がない場合は, lp という名前のプリンタです.