ELF のバイナリを使うためには, ``焼き印を押す(branding)'' 作業が 必要になります. 焼き印を押していない ELF バイナリを実行しようとすると, 以下のようなエラーメッセージをうけとってしまうことでしょう.
% ./my-linux-elf-binary ELF binary type not known Abort %
カーネルが FreeBSD の ELF バイナリと Linux のバイナリとを見分けられる ようにするためには, brandelf(1)を以下のようにして使ってください:
% brandelf -t Linux my-linux-elf-binary
今ではGNU のツールたちが, ELFバイナリに自動的に適切な焼き印を押すようになったので, 今後はこの作業もだんだんと必要なくなってゆくでしょう.