FreeBSD ハンドブック : ローカル化 : ロシア語 (KOI8-R encoding) : コンソールのセットアップ
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12.1.1. コンソールのセットアップ

  1. マウスカーソルのために用いられている文字コードを KOI8-R 擬似グラフィックの範囲外に動かすために, カーネルのコンフィグレーションファイルに以下の行を付け加えます.
    options          "SC_MOUSE_CHAR=0x03"
    
  2. /etc/rc.conf でのロシア語コンソールのエントリーは以下のようになります.
    keymap=ru.koi8-r
    keychange="61 ^[[K"
    scrnmap=koi8-r2cp866
    font8x16=cp866b-8x16
    font8x14=cp866-8x14
    font8x8=cp866-8x8
    

    注意: ^[ は /etc/rc.conf, に ^[ の文字列ではなく本当の ESC キャラクターを入れることを意味します.

    これは, KOI8-R キーボードで, KOI8-R encoding の代替スクリーンフォントを 疑似グラフィックに割り当て, 灰色のデリート キーを termcap の FreeBSD コンソールのロシア語エントリーに一致するように再配置する, ということです.

    RUS/LAT スイッチは CapsLock に割り当てられます. 元の CapsLock の機能は Shift+CapsLock で使えます. CapsLock の LED は CapsLock のモードではなく RUS モードを示します.

  3. /etc/ttys の中の ttyv? の各エントリの ターミナルのタイプを cons25 から cons25r に変更します, つまり各エントリは以下のようになります
    ttyv0	"/usr/libexec/getty Pc"		cons25r	on  secure
    


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