FreeBSD ハンドブック : FreeBSDのインストール : インストールの下準備 : CD-ROM からインストールする前に
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2.2.1. CD-ROM からインストールする前に

あなたの CD-ROM ドライブがサポートされていないタイプの場合は, ハードディスクの MS-DOS パーティションからインストールする前に に飛んでください. Walnut Creek の FreeBSD CD-ROM からインストールする場合は, 大した下準備 をしないでもうまくインストールできることでしょう (その他の CD-ROM でもうまくいくでしょうが, その CD-ROM がどうやって作られているか, 私たち はわかりませんので確実なことは言えません). Walnut Creek の CD-ROM に収録されている, ``install.bat'' で直接 FreeBSD を立ち上げることもできますし, ``makeflp.bat'' でブートフロッピーディスクを つくることもできます. [注意: もし FreeBSD 2.1-RELEASE を使っていて IDE CD-ROM ドライブを持っている場合, install.bat のかわりに inst_ide.bat もしくは atapiflp.bat を使ってください. ]

DOS から最も楽なインタフェースを使いたい場合は ``view'' と打ち込みます. そうすると DOS でのメニューが立ち上がって, 可能なオプション すべてを選択できます.

あなたが UNIX マシンでブートフロッピーディスクを作成している場合は, FreeBSD のインストール を参考にしてください.

DOS から, もしくはフロッピーディスクから起動をおこなうと, メニュー ``Media'' から, インストールメディアとして CDROM を 選択することで, 配布ファイルをロードすることができるようになります. 他の種類のインストールメディアは不要なはずです.

システムインストールがすべて終了して, ハードディスクから起動 しなおしてからは, mount /cdrom とタイプする ことでいつでも CD-ROM のマウントをすることができるようになります.

CD-ROM を取り出す前には umount /cdrom と打ち込まなくてはならない ことを覚えておいてください. 単純にドライブから取り出さないように!

特別な注意: インストールに入る前に, CD-ROM をドライブに入れておいて, インストールフロッピーディスクが立ち上がる ときに CD-ROM を見つけられるようにしておくようにしましょう. CD-ROM を デフォルトでシステムにつけ加えたい場合も CD-ROM を入れておきます (インストールメディアとして実際に CDROM を選択しない場合も同様).

おわりに, あなたのマシンの CD-ROM を直接使って, FTP 経由で別のマシンに FreeBSD をインストールさせたいとします. やり方は簡単です. あなたのマシンのインストールが終了した後に, vipw コマンドを使って, passwd ファイルに以下の行を追加します.

ftp:*:99:99::0:0:FTP:/cdrom:/nonexistent

こうするとあなたのマシンにネットワーク接続できる人 (そして, login 許可を持っている人) は, メディアタイプとして FTP を選択できるように なります. 具体的には, FTP サイトの選択メニューから ``Other'' を選択して, ftp://あなたのマシンのアドレス を入力します.


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