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8.3.2. Tar

tar(1) ATT Unix のバージョン 6 (1975ごろ) に さかのぼる事ができます. tar(1)はファイルシステムと 協調して機能し, ファイルやディレクトリをテープに書きます. tar(1)cpio(1)で使えるようなフルレンジのオプション は持ちませんが cpio(1)で使うような奇妙なコマンドパイプライン は必要ありません.

大部分の tar(1) にはネットワーク経由のバックアップの 機能はありませんが, FreeBSD で使用されている GNU の tar(1) は, rdump とおなじ構文でリモートデバイスを扱うことができます. komodo というホスト名の Sun に繋いである Exabyte のテープデバイスに対して tar(1) を実行するには, 次のようにします. /usr/bin/tar cf komodo:/dev/nrst8 . 2>&1 リモートデバイスをサポートしていない tar を使用している場合は, パイプラインと rsh(1)を使うことで, リモートテープデバイスに データを送る事ができます. (コマンド使用例はまだです)


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