これは ATI Mach 64 ビデオカードの既知の問題です.
この問題はカードがアドレス2e8
を使い, 4番目のシリアルポート
もここを使うということにあります.
sio.c
ドライバのバグ
(仕様?) のため4番目のシリアルポートがなくても, 通常この
アドレスを使う sio3 (4 番目のポートにあたります) を無効にしても,
ドライバはこのアドレスをさわります.
バグが修正されるまでは, 次のようにして対処してください.
-c
と入力します
(これによりカーネルはコンフィグレーションモードに入ります).
sio0
, sio1
, sio2
,sio3
(これらすべて) を無効にします. これによって sio ドライバは
動作しなくなります
-> 問題はありません.
もしシリアルポートを有効にしたいのであれば以下の変更をおこなって
新しいカーネルを作る必要があります.
/usr/src/sys/i386/isa/sio.c
の中で1ヵ所ある
0x2e8
という文字列を探し, この文字列とその手前にある
コンマを削除します (後ろのコンマは残します). 後は通常の手続き
にしたがって新しいカーネルを作ります.
この対処をおこなった後でもまだ X ウィンドウシステムはうまく
動かないかもしれません. いくつかの新しい ATI Mach 64 ビデオカード
(特に ATI Mach Xpression) は現在のバージョンの
XFree86
では動きません. X を起動するとスクリーンが真っ暗
になったり, 奇妙な動き方をしたりします. より新しい X サーバ
はもっとうまく動きます.
the XFree86 site
を見てベータリリースへのリンクを追ってください.
以下のファイルを持ってきましょう.
AccelCards, BetaReport, Cards, Devices, FILES, README.ati,
README.FreeBSD, README.Mach64, RELNOTES, VGADriver.Doc,
X312BMa64.tgz
古いファイルをこの新しいバージョンのファイルに置き換え, xf86config をもう一度実行します.