一般的には「いいえ」です. しかし最低でも, ``base
''
ソースキット (これにはこの FAQ で述べられているファイルの
いくつかが含まれています) と, ``sys
'' (kernel) ソースキット
(これにはカーネルのソースが含まれています) をインストール
する事を強くおすすめします. 通常, 何かの実行にソースが必要
になる事はありません. しかし, カーネルをコンフィグレーション
するためのプログラム config
を実行する時は例外です.
カーネルのソースをインストールしなくてもよい例として, どこか
別の場所からカーネルのソースを読み込み専用で NFS マウントする
事ができ, またそこから新しいバイナリを作成できるようになって
います. (カーネルソースの制限があるので, 直接 /usr/src を
マウントする事はおすすめできません. それよりもどこか別の
ディレクトリにマウントして, ソースツリーの複製ができるように
適切にシンボリックリンクを張ってください.)
ソースをネットワーク上に持ち, そこからシステムをビルド するようにしておけば, FreeBSD の将来のリリースへのアップグレード がずっと簡単になります.
実際にソースのサブセットを選択するには, システムインストール
ツールの「配布ファイル」メニューにある「カスタム」メニュー
を使用します. また, src/install.sh
スクリプトでも
与える引数によってソース配布ファイルの一部分をインストールできます.