FreeBSD のカーネルがブートする時, カーネルはその設定にしたがって, システムのシリアルポートを検出します. 起動時に表示されるメッセージをよく観察するか, 起動後に次のコマンドを実行する事によって確認できます.
dmesg | grep sio
ここに上に挙げたコマンドの出力例を示します.
sio0 at 0x3f8-0x3ff irq 4 on isa sio0: type 16550A sio1 at 0x2f8-0x2ff irq 3 on isa sio1: type 16550A
これは, 二つのシリアルポートを示しています. 1番めは,
irq が 4 で 0x3f8
のポートアドレスを使用しています.
そして, 16550A-type UART チップが存在します. 2番目は, 同じチップを使っていますが,
irq は 3 で, 0x2f8
のポートアドレスを使用しています. 内蔵のモデムカードは,
通常のシリアルポートと同じように扱われますが,
常時シリアルポートにモデムが接続されているという点で異なります.
GENERIC
カーネルは,
上の例と同じ irq とポートアドレスの設定の二つのシリアルポートをサポートしています.
これらの設定があなたのシステムに合わない場合,
またはモデムカードを追加した場合やカーネルの設定以上にシリアルポートを持っている場合は,
カーネルを再構築 (リコンフィグ) してください.
詳しくは,
カーネルコンフィグレーション のセクションを参照してください.