FreeBSDに port (移植) されたソフトウェアパッケージについては,
ports のページ
をご覧下さい. このリストには現在 1800 を越える項目があり,
しかも毎日更新されています. このページを小まめに訪れるか,
freebsd-announce
メーリングリスト
を購読すると, 新しく入った ports を定期的にチェックすることが
できます.
大部分の ports は 2.2 と 3.x および 4.0 ブランチで利用できるはずです.
多くは 2.1.x 系のシステムでも同様に動作するでしょう.
FreeBSD のリリースが出る度に, そのリリースの時点での ports ツリーの
スナップショットが撮られ, ports/
ディレクトリに
納められることになっています.
また, ``package'' という考えも採用されています. これは基本的には gzip されたバイナリディストリビューションに, インストール時に 環境に合わせた作業が必要になった場合にそれを執り行う多少の英知を 付け加えたものです. package を使えば, どのようなファイルが 配布物として含まれているかと言った細かい事柄にいちいち煩わされる ことなく, 簡単にインストールやアンインストールを繰り返す ことができます.
インストールしたい package があるなら, /stand/sysinstall
の, 「インストール後の FreeBSD の設定を行う」の下にある
package のインストールメニューを使うか, package のファイル名を
指定して pkg_add(1) を使用して下さい. package の
ファイル名には通常末尾に .tgz がついています.
CDROM をご使用の方は, CD の packages/All
ディレクトリから
それらのファイルを利用することができます. また, 以下の場所から,
FreeBSD の各種バージョンにあわせた package をダウンロードする
こともできます.
ftp://ftp.FreeBSD.ORG/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-2.2.8/
お近くのミラーサイトもご利用下さい.
新しい ports が続々と追加されている状態なので, 全ての ports に 対応する package が存在するわけではないことを覚えておいてください. 定期的に ftp.freebsd.org マスターサイトを訪れて, どのような package が利用できるのかチェックするのも良いでしょう.