pax(1)
は tar
と cpio
に対する
IEEE/POSIX の回答です. 長年の間, 様々なバージョンの tar
や
cpio
は, 互いにわずかながら非互換性を有していました.
各々をしらみ潰しに標準化する代わりに, POSIXは新しいアーカイブ
ユーティリティを作ることにしました. pax
は専用に
開発された新しいフォーマットに加えて, いくつもの cpio や tar の
フォーマットの読み書きに対応しようと試みています. コマンド群は
tar
よりも cpio
の方にいくぶん似ています.